フリマアプリはなぜ人気なの?

フリマアプリはなぜ人気なの?

ここ最近、メルカリやフリルなどのフリマアプリを利用して商品の売買を行っている話をよく聞くようになりました。

ニールセン株式会社の行った調査によると、現在、オークション、フリマサービスの利用者は2000万人を超えているといいます。

 

Amazon.comや楽天市場のようなネット通販(BtoC)に加え、フリマアプリ(CtoC)が盛んになることで、ファッション業界や消費者にはどのような影響が出て来るのか?

という事をフリマアプリの現状を紹介しながら考えていきたいと思います。

 

フリマアプリの利用経験

「フリマアプリの利用経験」についての問いに対して、現在利用している人は22.0%、過去に利用したことがある人は13.7%となりました。

 

フリマアプリの利用経験者は合わせて35.7%となりました。2015年と2016年の現在利用している人を比較すると、2015年は17.7%、2016年は22.0%と、ここ1年で4.3%の増加をしています。

フリマアプリの利用経験

出典:急上昇のフリマアプリ 人気の理由は?MMD研究所調べ
※MMD研究所「2016年1月フリマアプリに関する利用実態調査」より

 

フリマアプリでどういうものを購入するのか?

「フリマアプリで買ったことがあるもの」についての問いに対して、最も多かったのは「レディースファッション」で41.1%、次いで「エンタメ・ホビー」で32.2%、「本・コミック・マンガ」で25.6%となりました。

フリマアプリで買ったことがあるもの

出典:急上昇のフリマアプリ 人気の理由は?MMD研究所調べ
※MMD研究所「2016年1月フリマアプリに関する利用実態調査」より

 

フリマアプリを利用したきっかけは?

「フリマアプリを利用しようと思ったきっかけ」についての問いに対して、最も多かったのは「テレビCMを見て」が37.0%、「友人知人からのクチコミ」が25.0%、「スマートフォン広告を見て」が22.5%となりました。2015年の結果と比較すると、「スマートフォン広告を見て」が26.6%となり、「友人知人からのクチコミ」を上回っています。

フリマアプリを利用しようと思ったきっかけ

出典:急上昇のフリマアプリ 人気の理由は?MMD研究所調べ
※MMD研究所「2016年1月フリマアプリに関する利用実態調査」より

 

フリマアプリ人気の理由は?

「フリマアプリを利用した理由」についての問いに対して、最も多かったのは「安く買えるから」で52.6%、次いで「簡単に利用できるから」が44.3%、「不要なものが売れるから」が40.1%、「お小遣い稼ぎができるから」が39.2%となりました。

 

「いらなくなったものが売れる」という売り手市場の割合よりも、「安く簡単に買える」という買い手市場の割合が多いことが、フリマアプリの利用者を定着させる大きな要因となっていることがわかります。

フリマアプリを利用した理由

出典:急上昇のフリマアプリ 人気の理由は?MMD研究所調べ

 

オークションと何が違うの?

個人間取引といえばネットオークションを連想する人も多いと思いますが、フリマサービスの大きな違いは、固定の価格での取引が基本である点です。

 

オークションはより高い価格で売ったり、安い価格で落札できたりする可能性もありますが、時間と手間がかかるデメリットがあります。

その点フリマアプリは出品も購入も少ない手間で行えるのが特徴です。

 

また、個人間取引の不安点として料金を支払ったのに商品が届かなかいケースなど、お店との取引とは違い、トラブルに合いやすいというリスクはあります。

 

しかし、現在公開されているフリマアプリの多くは安全に取引ができる仕組みを導入しています。

商品代金を一旦サービス提供企業に預け、商品を受け取ってから支払われる仕組みとなっており、お金を払ったにもかかわらず、商品が届かないというトラブルが避けられます。

 

また、出品者の本人確認を必須にしているサービスも多く、その点も安心に取引ができるポイントとなっています。

 

人気のフリマアプリ

メルカリ

メルカリ

出典:メルカリで30万円を売り上げるために工夫した3つのこと

株式会社メルカリが提供する「メルカリ」は2014年から一気に利用者を伸ばし、現在ではアプリのダウンロード数が2,500万、月間流通総額は100億円を超えており、もっとも利用されているフリマアプリとなっています。

 

フリマアプリの多くは女性向けのものが多い中で、男性カテゴリが用意されているのが特徴です。

 

テレビCMの中で安心・安全と謳っているように、商品がユーザーのもとに届いてから、出品者へと入金がされるシステムなので、詐欺に遭いにくい仕様となっています。

 

フリル

フリル

出典:フリマアプリ「fril(フリル)」が10億円を調達 ー テレビCMなどで攻勢をかける

株式会社Fablicが提供する「Fril」はフリマアプリの市場にいち早く参入したフリマアプリであす。

 

初は女性にターゲットを限定していましたが、2015年7月から男性でも利用できるようになりました。

 

ダウンロード数は450万を突破する人気アプリとなっています。

 

複雑で難しい操作を可能な限り排除し、ターゲットに設定されている女子高生、女子大生でも、簡単に出品・購入が出来る仕様になっています。

 

ラクマ

ラクマ

出典:フリマアプリ ラクマ : 出品手数料が無料!支払いは楽天スーパーポイントも使える!楽天のフリマアプリ!

楽天が2014年11月に開始したフリマアプリ。名称は「楽天フリマ」からきています。

 

ターゲットは特に絞らず、幅広いカテゴリを用意しています。

 

出品手数料、販売手数料、決済手数料はすべて無料で提供し、支払い時に楽天ポイントも利用できます。

 

まとめ

フリマアプリの人気の秘密は「スマホ一つで簡潔に売ったり、買ったりできる事」「オークションよりも手間が少なく、またリスクの少ない仕組みである事」「買い手に取っては個人が値段をつけるので比較的安く欲しいものが手に入る事」「売り手に取っては、自分で納得する価格をつけられる事」「たくさんある商品の中から意外なものを発見する喜び」などがあるからだと思います。

 

また、後発ではありますがZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイも2015年12月よりフリマアプリサービスをリリースしました。

 

同仕組みが導入される事によって、スタイル投稿アプリWEARでコーディネートに合う欲しい商品を見つける→ネット通販ZOZOTOWNで買う→着なくなったら・・・

いいブランドはZOZOUSEDで買い取ってもらうか、あるいは気軽にZOZOフリマで個人に売る・・・

というスマホを使いこなす現代人の新しいファッション消費ライフスタイルの「入口から出口まで」のインフラが完成する事になりました。

 

様々な消費者のニーズに対応するチャネルを持つ事により相乗効果が見込めることは間違いありません。

 

今後、ますますフリマアプリ市場は拡大しネット通販(BtoC)に並ぶ大きな消費市場の柱となりファッション消費マーケットは変化をしてくことになるでしょう。

 

実店舗をメインとした販売をしている企業にとっても、この流れをうまく取り込みつつネット・実店舗の相乗効果が得られるようなO2O施策を考えていきたいものですね。

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