アパレル店員の新たなコミュニケーションツール

アパレル店員の新たなコミュニケーションツール

購入商品やコーディネートを決めるとき、アプリやネットでショップ店員が発信する情報を参考にする人が増加傾向にあるといわれています。

 

GMOメディア株式会社の調査によると、約4割のユーザーが毎週ファッションアプリを利用しているそうです。

ファッションアプリ使用率
出典:GMO GMOメディア、「ファッションアプリに関する調査」を実施

また、約5割のユーザーがアプリで見た衣類の購入の経験があるとのこと。

ファッションアプリ 購入率
出典:GMO GMOメディア、「ファッションアプリに関する調査」を実施

ファッションアプリはユーザーの購買意欲を大きく刺激する要素であることがわかります。

 

若い世代の女性を中心に、ファッションアプリやスマホなどでのSNSを通したコニュニケーションが一般化している今、リアルな店舗ではそれに反比例したようにリアルな店舗でのお客様とのコミュニケーションの取り方にも変化が起きています。

 

店頭で接客している店員さんは服のコーディネートや洋服に関する知恵を豊富に持っていますが、「あまりベッタリと接客されるのはちょっと…」とサイレント接客を好まれる傾向にあり、多くのお客様が店頭での接客を避けたり、一度きりの接客で終わってしまうという機会損失が多くおきています。

 

アパレル店員とお客様をつなぐコミュニケーションツール「dood(デュード)」

株式会社リクルートホールディングスの事業育成機関である「Media Technology Lab.」は、アパレル店員とお客様を繋ぐショッピングコミュニケーションツール『dood(デュード)』を2015年10月にリリースしました。

dood(デュード)
出典:dood

この「dood(デュード)」は無料でアパレル店舗のスタッフに提供され、ユーザーとスタッフとのコミュニケーションをサポートします。

 

スタッフから直接招待を受けたお客様のみが利用でき、従来のファッションアプリのようなスタッフのコーディネートやブログの公開に加え、スタッフの私生活の紹介や、ファッションや商品に関する質問の受付・回答ができるなどクローズドならではのコミュニケーションが可能になります。

 

スタッフに商品の着こなし方やコーディネートアイテムについて聞いてみたいけど、他のお客様の目が気になる・・・なんていうお客様や、コーディネートの参考にしている特定の店員さんがいる人にとって、お買い物がもっと楽しく、便利になるアプリです。

 

サービスの特徴と機能概要

顔が見える、かつ招待制のクローズドなチャットコミュニケーション

dood

出典:dood

このアプリは店舗スタッフからお客様への招待制のサービスとなっています。

店頭で一度対面している店員とお客様間のみの間でのみ商品紹介などの情報を、チャット形式でやり取りできます。

クローズな環境だからこそ、友だち感覚で密なコミュニケーションがとれるようになります。

 

一人ひとりに合ったファッション情報が入手可能に

dood
出典:dood

オンラインチャットや写真による商品紹介が可能なため、接客の良かった店員をフォローすることで自分の好きな商品を紹介してもらえたり、自分のサイズや雰囲気に合わせた提案など雑誌などだけでは得られない自分のためのファッション情報を入手できます。

 

店員-お客様間コミュニケーションを統一し可視化

dood
出典:dood

今までブランド・店舗に所属する各ショップ店員が電話・メールなどバラバラに行っていた接客コミュニケーションを当サービスに統一することにより、各店員が持つお客様数やコミュニケーション内容を可視化することが可能になり、各店員が持つお客様数やコミュニケーションの内容が把握できるので、このデータをもとに適切な店員配置や接客業務の改善に活かすことができようになります。

 

既存のファッションアプリとの相違点

既存のファッションアプリと「dood(デュード)」の大きな違いは、スタッフとユーザー間のやり取りが可能なことです。

 

これまで、スタッフとお客様のコミュニケーション手段は、DMでのメッセージ送付や、セールなどのお知らせの電話連絡、店頭での接客が主流でした。

 

「dood(デュード)」の登場で、お客様と店員のコミュニケーションがよりダイレクトで活発になり、ロイヤリティーの高いお客様の増加や、既存お客様の満足度向上にも繋がると考えます。

 

ひょっとすると、“店員さんとクローズドなコミュニケーションをとることができる”という特別待遇に憧れ、店頭へ頻繁に足を運んだり、商品を購入する人の増加もあるかも知れません。

 

一方で、ユーザー数の増加に対応しきれない事態や、反対にユーザーの温度感を上げられず、店舗へ行きづらい状況を作ってしまうことへの懸念もあります。

 

スタッフから直接招待がなければサービスを利用できないことや、お客様に合わせてサービスを使い分けるなど店舗側でもサービスを賢く使いこなせるかが成功の鍵を握りそうです。

 

まとめ

これまでは、ユーザーが一方的に販売員のコーディネートや店舗のブログを閲覧していましたが、アプリやインターネットを使ったO2O販促に人とのコミュニケーションが加えられた「dood(デュード)」を通じて配信される販促情報は、ユーザーにとってより自分ごとに感じやすい内容となり、お客様の消費行動に大きなインパクトを与えるのではないでしょうか。

 

お店に行く前に、欲しい商品のサイズの在庫をスタッフに聞いてみたり、新商品の入荷をお知らせしてもらったりなど、様々なシーンで活用が期待できそうです。

 

お客様の求めるコミュニケーションの取り方や、関係性の作り方が変化している現代。

 

ファッション業界だけでなく、様々な業界の接客の仕方にインターネットツールを使って一方向の情報配信だけでなく、双方向のコミュニケーションをとって販促をしていくという事が求められていきそうです。

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